日本で言うところの人間国宝 ウブドの木彫師Njana氏のギャラリー訪問記
公開日:
お土産ショッピング, ショップ情報, バリの風景, バリ旅行の基礎知識, ファクトリー 見学, ミュージアム・美術館・博物館, 本日のメメ, 謎のゆるキャラ・もらって困る土産物・なんでここに? いやげもの, ウブド, おみやげ, カーチャーター, ショッピング, バリ, バリの扉, プライベートツアー, ゆるキャラ, 旅行準備, 街並み, 観光スポット
今日は、マス村の木彫り職人ワヤンさんと奥様と会うお約束がありまして、
おしゃべりの中で、
木彫りといえば、マス村の大通りにずら~っとある木彫りやさん、
多すぎて迷う。どこへ行けばいいのかしら?と聞いてみたら
まずはNjana氏の所から見るのがいいでしょうと、連れて行ってもらいました。
私、全然知らなかったのですが、
このNjana氏(日本語には無い発音です。ンヤナ、と表記すればいいかなあ・・・)
バリ島ウブド、マス村の木彫りを世界に知らしめた人物
ウブドの木彫りの祖、だそうです。
バリ人お爺さんが、鶏を可愛がっている木彫りが代表作品だそうです。
こちら入り口。さっそくおじゃまします。
入ってすぐ、ガイドさんが来てくれました。
ここは、上流階級であるンヤナ氏のご家族が普通にお住まいのお屋敷。
バリの伝統家屋様式もいっぺんに見学できます。
バリ家屋は、広い敷地の中に祖父母、父母、兄夫婦、弟夫婦など
それぞれが家を構えています。
居住エリアの奥に2階だてのギャラリーがあります。
撮影はここまで。
中には、すっごい作品がたくさんありました。
技術ももちろん、材木自体が、
遠くスラウェシ島から来た黒檀とかチークとか希少な高価な物ばかり。
・・・すてきです。でも、たぶん買える金額じゃないよね・・・
私にも買えるような物はあるんでしょうか?
ありました。手のひらに載る作品は20ドルのがありました。
こちらはオフィス。故Njana翁と跡継ぎの故Tilem氏の写真。
そして外門を入ってすぐの部屋に、お値打ち品が集められていまして
そちらは数千円で買える物も多くあります。
木彫りの過程の実演もしています。
有名なお爺さんと鶏の作品は、ここから北へもう少し進んだ所にある
ミュージアムに展示してあるそうです。
これがいただいたパンフレットの写真。
おおお~これか~
確かに素敵ですね。
良い写真ですね。
故Tilem氏は生誕83年だけど、Njana翁が亡くなった8年後の
56才位の時にお亡くなりになったんですね。
この彫像のあるミュージアムの入場料などはこちらです。
今日はあまり時間がないので、またの機会に行ってきます。
ゆっくりはできないけど、もう少しなら見れるので
斜向かいのギャラリー 「Adil」さんにも行ってみます。
こちらも同じく上流階級のお屋敷の奥がギャラリーになっています。
エクステリアの飾りがすごい。
みたこともないような鳥がいます!
こちらのギャラリーは、撮影可です。
みたことある物がまじってます! まねきさん、なんでここに?
これは、さっきの有名なお爺さんと鶏のレプリカですかね。
似た木彫りが、さっきの撮影できなかったギャラリーにもありました。
レプリカというか、ちょっと構図も違うから、オマージュか。
右のうずくまった人の木彫り。少し前に人気のモチーフだったそうです。
アメリカ人に人気だとか。ワヤンさんもこれをよく作ったそうです。
それはいいとして、左の・・・ウチの叔父にそっくりの木彫り
いったい誰がこれを作らせたのか?
神話「ラーマヤナ」のモチーフです。
バリ舞踊を見てからなら あ、あの場面かな、と分かりますかね。
叔父の木彫りは別に要らないけど、これはいいなあ。
私のイチオシ作品。バリの新婚さん。
ちょっとお値段を聞いてみますと、裏に値札が貼ってありまして
「400ドル」だそうです。
新郎400ドル、新婦400ドル?と思い、新婦をひっくり返して見ましたが
値札は無いので、セットで400ドルですな。
そりゃあ、新郎だけ日本に連れて行くのもイジワルですよね。
値段交渉できますよ。
どう?アナタ達、夫婦で日本行く?
鶏を抱く少年、かな? 犬がブサイクで可愛い。
屋根のある室外にも置いてありますが、
一気にファニー、ファンキー作品群になってます。
変なアヒルぐちの君達は、まあいいとするよ。
でも奥にいる、黒田節を踊る武士は、なんでここに?
不満のある人々。
般若さんも、なんでここに?
初産ママの緊張感と子沢山かあちゃんのテキトーさと
馬と猿と犬のケンカ
こちらがこのお宅の師匠でしょうか。
対応してくれていた女性と代わり、大奥様的な方がやって来まして
大奥様、お名刺をくださいました。
はっ、もしかしてこの写真の美少女は 大奥様あなたですか?
このケースの中は、香木 白檀 を使った作品です。
開けて近づくと、とても良い香りがします。
いただいたお名刺もほんのり写り香が。
白檀の木材は東ティモールから来ていましたが
最近は国家の関係が良くないので、ほとんど手に入らない木材だそうです。
木彫り、と言ってもいろいろなモチーフ、彫りのタッチがありますね。
芸術の世界は奥深いなあ(叔父の木彫りの理由も・・・)
関連記事
-
Paper Sky – 地上で読む機内誌:ウブドマップダウンロードも
この前、こんなおしゃれな旅行サイトをみつけました。 Paper Sky 『PAPERSK
-
東南アジア周遊が2万円以下で!?
この前、こんな記事を見つけました AirAsia to launch Southeast As
-
SENSATIA(センセーシア)がウブドにオープンするかも!
バリ東部のカランガッセムというエリアに地域密着型のナチュラルコスメブランド『SENSATIA(センセ
-
やっぱりおみやげはスーパーマーケット?
どうもどうも。 バリに暮らしているローカルの人たちやインドネシア人なんかは、日常の買い物を小さ
-
バリで日本の携帯電話を使うには?
バリ島からこんにちは。 たまには、バリ旅行に役立つ情報でも紹介しようかと思います。 ふつ
Facebook
Instagram
- Instagram feed not found.