1年ぶりのご挨拶バリ島ティルタガンガの池の魚にヤル気をもらう旅

みなさま、大変ご無沙汰いたしておりました。コロナ禍ももう2年、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
スワルバリの仲間は、スワルさんをはじめ　皆、元気にやっています。
この2年、ガイド業は皆無です！　が、ガイドさん達
バクソー（インドネシアのおでん的食べ物）屋台を始めたり（←これが美味い！と評判で商売はまあまあいいんですって）
若い時、日本の技能実習で得た技術を思い出し、溶接職人をしたり（←日本で学んでおいてよかったねー！）
いつか日本人観光客がまたバリに来てくれる日を待って、車の手入れを忘れずに日々、生きております。

この2年、バリ島政府はなんども海外からの観光再開しようと各所に働きかけましたが、全て却下・・・
そしてこの3月、4月、やっと再開されそうな様子！？
成田→バリのガルーダ直行便は毎週木曜日あるみたい。（バリ→日本の直行便はまだなんですけど）
そしてシンガポール⇔バリも再開されています。（就航曜日はちょっとわからないです）
バリでのホテル隔離については、指定ホテルで3日間。
料金とか旅程日数とか可能ならば、バリの素敵ホテルで3日なら隔離も苦じゃない？
というところまで、やっと至りました。

この1年、スワルバリを終わらせる気は全くありませんでしたが
ブログを書いても、来てもらえる状況じゃないしなー、と投稿できずにいました。

2か月前の2021年末、バリ島東部に所用もあって、久しぶりにスワルさんにドライブを依頼しました。
所用だけではもったいないので、有名観光地「ティルタガンガ」に連れて行ってもらうことにしました。

私服のスワルさん。道路の真ん中につっ立って、カメラ目線の男性は知らない人です。
さて　ここで告白しますと、私　実は今までティルタガンガに行ったことなかったんです。

スワルさんに「ティルタガンガに寄りたいです」といったら
え、いまさら？ていう顔してました。　はい、いまさらの有名観光地へ。

駐車場から進みますと、お土産を売るおかげ横丁的な店がいっぱい。
そこで！初めてなのに見たことがある光景！　これはデジャヴじゃないのか！と　ときめきましたが
冷静に思えば、それほどいつか来たことがあるような一般的なお土産街ということでもあります。

門を過ぎますと、広い公園に広い池。飛び石がありましてそこでインスタの写真を撮るのが
国内旅行客に人気です。ここで結婚式の招待状に使う前撮り写真を撮るカップルも多いです。
年末ですので、海外からは皆無でも、国内旅行客で賑わっていることを想像したんですが
そうでもなかったですね・・・

写真を撮る以外には、池の魚に餌をあげるくらいしかアトラクションはありません。
入口付近の池にいる鯉の巨大なこと。富の集中、富裕層ですな・・・

一方、こちらの池は入り口から少し上がったところにありますので、人もまばら。
来客が投げる餌も少ないようで、魚も小さい・・・　あれ？あの魚、ひとりでなにしてんのかな？

（拡大したらボケちゃいましたが）投げられた餌が蓮の葉の上に乗っかったままなんですね。
それに気が付き、ド根性で葉に上がって餌を食べようとしてるんです。
私はちょっと感動しましたよ。
魚こそ、ひとけのない池に生まれてしまったら自分では移動できないし、その貧しい環境で我慢するしかないですけど
この魚は知恵と体力を使って、よりよい栄養を手に入れてます。
どうりでキミだけデッカイわ。いや君なんて呼んじゃ失礼ですね。サカナ先生と呼ばせてください。